医師国家試験を目前に控えた1月はこれまでの勉強を総仕上げし、効率的に得点力を高める非常に重要な時期です。本日は医師国家試験合格のために1月に行うべき具体的な対策をご紹介します。すでに取り組まれていることもあるでしょうし、盲点だったこと、忘れていたこともあるかもしれません。何かひとつでも参考にできることを見つけてくださいね。
過去問の徹底的理解と洗い出し
ご存知の通り医師国家試験では、過去問が類似形式で出題されることも多く、過去5~10年分の過去問演習は最も重要です。
何度も出題されるということは、理解すべき重要な知識だからです。そのような問題は答え合わせで終わらせず、解説を読んで背景や関連事項も確認し、理解しておきましょう。
また、出題範囲や形式の変更にも速やかに対応できるように、最新情報を厚生労働省や試験関連機関の公式サイトで定期チェックしましょう。
そのほか、重要分野の重点復習も効果的ですので、頻出分野を優先的に復習したり、2月の暗記直前期に向けて最低限覚えるべき項目の確認もしておきましょう。
医師国家試験に向けた勉強計画を立てる
洗い出しをしたところで、これからの具体的な勉強計画を立てていきましょう。 試験日までに復習すべき分野や過去問の回数をスケジュールに組み込みます。 重要事項の暗記や直前対策に専念できるよう、1月のうちに大部分を仕上げておきます。
また、自分のスマートフォンなどが手元にある場合、すぐに調べられる便利さはあっても邪念も多いものです。
つい好きなアプリのアイコンが目に入るとタップしたくなるなど、集中力を削られることは誰でもあります。
そのため、集中できる環境を整え、スマートフォンやSNSなどの誘惑を遠ざける決断をしましょう。
生徒の中では、iPhoneのSNSや娯楽系アプリをホーム画面から消して強制的に使わないように対策した子もいました。自分なりの対策を考え、勉強に集中できる時間や場所を作りましょう。
生活リズムは試験当日を想定して、早寝早起きや試験時間に合わせたスケジュール作りをしましょう。 そして疲労を溜め込まないように、適度な休憩を取り、運動やリラックスすることも心がけましょう。
試験勉強は孤独なもの。でも、ひとりではありません。
試験勉強は孤独なものですが、それを感じているのはひとりだけではありません。
全国の医師国家試験合格を目指す全員が、最終追い込みをかけている時期です。
周りからや自分からのプレッシャーを感じやすい時期ですが、自己肯定感を持って取り組みましょう。
そして、完全な孤独にならないようにすることも、メンタルケアの上で大切なことです。
過去問対策、頻出分野の復習や暗記すべきことは、国試対策を成功した先輩などに確認するのもいいでしょう。もし、その繋がりがない、遠慮して聞きたいことを聞けない、という時のためにドクターズライセンスがあります。
親しい先輩のような立場になれるように、完全マンツーマンで生徒に向き合い、勉強場所も最適な場所を選択できます。私たちは医師になりたい夢を応援するプロフェッショナル集団です。
1月は不安や焦りを感じる時期ですが、計画的に取り組めば得点力を大幅に向上させることも不可能ではありません。あとは自分に合った方法やスケジュールを見つけるため、国試合格の成功体験を持つ経験値の高い講師の力を利用してください。
みなさんは医学部に合格している時点で優秀であり、知能が高い人間なのです。
自分を信じて、最後まで頑張りましょう!